暇だからミキサーで【禁断の】液体チンジャオロースを作ってみた
2014年10月23日 暇な女子大生
こんにちは。暇な女子大生です。 ずっと前から欲しいと思っていたミキサーを先日ようやく購入しました。 一度に大量摂取することが難しい食材も、ミキサーを使ってスムージーにしてしまえば手軽に楽しめること請け合い! というわけで早速スムージーの材料を買ってきた。 そう、オレオ。 オレオと牛乳を混ぜれば・・・ こういう美味しい飲み物が出来ると思ったからだ! 牛乳100mlに対してオレオ4枚を投入。 ワクワクしながらボタンを押すと・・・ ミキサー容器が一瞬にして真っ暗になった。同時に自分の心も真っ暗になる。 買ったばかりのミキサーが泥水で汚れていく。 まるでコンクリートのようだ。 飲んでみると甘い。甘すぎる。甘すぎる泥水だ。 「ちょっぴりビターでサクサクしたクッキーと甘いバニラクリームのハーモニー」というオレオの魅力を余すところなく台無しにしている。 世界中で人気のお菓子も結局はただの砂糖の塊なのかと思い知らされガッカリする。 泥水にならないよう、オレオの枚数を減らして再チャレンジしたところ、見た目は改善されたが全然甘味が足りなかった。やはり街で売られているシェイクはとんでもない量の砂糖を投入しているに違いない。 余談だが、ナッツを混ぜると風味が増して少しうまくなる。 気を取り直して今度はコーンスープを作ることにした。 材料は、牛乳。そして カール。 「こんなの、初めてぇ~~!!!」 「飲むのに勇気のいるコーンスープ」ができた! カールを大量に入れたので粘り気がすごい。 飲んでみた。ファミレスで出てくるあの濃ゆ~いコーンクリームに思えなくもない。 これと同じことを最初「とんがりコーン」でも試してみたのだが、とんがりコーンではただの「甘くないコーンフレーク」になってしまうのでより高度な「コーンスープ感」を出すならカールをすすめる。 どちらにせよそのまま食べた方がおいしい。 お次はこちら。 ピーマンに ソーセージ、 玉ねぎ、にんにく、オイスターソース、砂糖、酒 で、チンジャオロースをつくる。 「なぜチンジャオロースなのか?」と聞かれても困る。ただの思いつきだからだ。 ちなみにソーセージを使ったのは、ミキサーにかける前にいったん加熱する必要のある生肉を使うのが面倒だったため。 「おいしいかもしれない」という期待を一瞬で吹き飛ばしてくれる外観。 まず読者の皆様にこのような画像をお見せしてしまっていること、心からお詫び申し上げる。 勇気を出して一口食べてみる。 青臭い。 生で入れたピーマンの青臭さが鼻腔をくすぐる。 追って生の玉ねぎの刺激がつんとくる。 ご飯と合わせるとグリーンカレーに見えなくもない。 調味料での味付けは完璧なので、生野菜の青臭さを忘れさえすればそれなりに食べられる。 ただ、「チンジャオロース感」は全くない。 そのまま食べているのがだんだんきつくなってきたので、卵を混ぜて玉子焼きにしてみた。 シリコンスチーマーで4分ほど蒸したのだが、中々固まってくれなかった。 相変わらず見た目は悪いが、この玉子焼きバージョンは中々美味しくてご飯も進んだ(嘘ではない)。 やめておけばいいのに、調子に乗って親子丼も作ってみる。 材料は、ネギ、玉ねぎ、ソーセージ、卵、砂糖、みりん、醤油。 やめておけばいいのに。 デジャヴ。 緑系の野菜を少しでも混ぜるともう何もかもがグリーンカレーのようになってしまう。 生のネギを丸々一本投入したせいだろうか。口の中がネギネギしてたまらない。 それでも「生のネギを食べると胃が活性化する」とかいう知恵袋の書き込みを信じて何とか食べる。 胃は活性化しているのかもしれないが、食が全く進まない。 お腹は結構空いているのに「食欲」というものがちっとも湧き上がってこないのは脳が「こいつぁやめといた方がいい」とシグナルを出しているせいなのかもしれない。 チンジャオロースに比べて緑っぽさも少ないため、グリーンカレーだと思い込むことも難しい。 シリコンスチーマーで固めてみたよ。ほら、こうして見るとホウレンソウ入りのスポンジケーキに見えるでしょ? でもね、これ、親子丼なんやで。